フランキンセンスの樹脂
先日、5月に出版予定のアロマテラピーの書籍に掲載するため
スマホで自宅にあるフランキンセンス樹脂をパチリと撮影。
こちらの樹脂はオマーン産の
フランキンセンス樹脂です。
古代エジプトでは、この樹脂を薫香し、神に捧げていました。
フランキンセンスの樹木は、産地によっていくつか種類があります。
香りも当然異なります。
フランキンセンスは、オマーン、ソマリランド、
エチオピア、インドに自生していますが、絶滅危惧の恐れがあるため、
最近は、計画的な栽培も行われています。
一般的なBoswellia carteriiのフランキンセンスは、ソマリランド産です。
ただ、ソマリランド共和国は、
国として認められていない独立国家で、ソマリアの一部とみなされているため、ソマリア産と表記されます。
フランキンセンスの生産は、
ソマリランドの人々にとって
貴重な収入源です。
木の幹に傷をつけると、樹脂が出てきて、かさぶたのように固まります。
その樹脂は
「魂の涙」と表現されます。
魂の傷、心の傷を癒すフランキンセンス
学名
Boswellia sacra
主要産地 オマーン
Boswellia carterii
主要産地 ソマリランド
Boswellia papyrifera
主要産地 エチオピア
Boswellia serrata
主要産地 インド
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